キュウリの血と肉

当たり前の話をしています

生島地獄

学校の廊下の升目にたまにある色が違うとこには地獄が出店しています。廊下の色や模様は地獄ではなくて学校が決めているのでフランチャイズ地獄ですね。

フランチャイズ地獄、学校の外でも気軽に目にすることができます。マンホール、道路のたまにある色が違うとこ、横断歩道の白い線。世の中は地獄に狂っています。恐らく私が勝手に狂っています。

これらに共通しているのは「踏んだら底が抜けて落っこちていきそう」だということ。踏むまで下はあるのとないのが同時に存在しています。シュレーディンガーの地獄。もし下がなかったら踏んだ時点でこの世とおさらばです。うっかりフランチャイズ地獄に入店すれば、住民票を移して、日当が7,310円の運送のアルバイトで食いつなぐことになります。

地獄のアルバイトはアレです、多分前日におTELTELしてもお仕事がもらえません。地獄で運送屋さんに何かを頼む人がこの世界より明らかに少ない。ということは、日当がもらえるのは5日に1回くらいになるわけです。諸々含めて1日1,462円で生き延びなければなりません。これはつらい。

地獄は1日が21時間なので、ジワジワと体内時計がずれていきます。朝ごはんがいつの間にか夜ごはんになっています。折角もらえた運送の案件もお寝坊して吹き飛んでしまいます。クビです。これもつらい。

地獄に生きて一番つらいのはテレビに出ている人が全員生島ヒロシなところ。何を見ても生島ヒロシ、野球の中継があればスタメン1番ショート生島ヒロシ2番セカンド生島ヒロシ3番センター生島ヒロシ4番ファースト生島ヒロシ5番レフト生島ヒロシ6番サード生島ヒロシ7番ライト生島ヒロシ8番キャッチャー生島ヒロシ9番ピッチャー生島ヒロシ球審生島ヒロシスコアラー生島ヒロシ観客生島ヒロシ実況解説生島ヒロシ生島ヒロシアナウンサーが生島ヒロシリポーターに中継を投げて生島ヒロシさんの作った生島ヒロシを使った生島ヒロシ料理を紹介するというおはようからおやすみまで生島ヒロシ。筒隠月子も吉井明久も鳶一折紙もブタゴリラ生島ヒロシ。誰も望んでいない生島ヒロシが全てここにあります。

フランチャイズ地獄のこれ以上の出店を避けるには、リノリウムの床を増やさないことです。朗らかな生活に、リノリウムの床が必要ですか?特に理由もなくリノリウムにして特に理由もなくちょっと色を変えてみる人がいるせいで地獄を恐れる人が5本の指に入るくらいの数います。きっと稀有です。
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ところで地獄は10月19日の4限に少し行きました。球根の名前がいちいち覚えづら過ぎです。根茎のもともとが根っこじゃなくて茎なので怒っています。そういえば、この講義を地獄にした教室の外の廊下にちょくちょく色が違う升目があります。紛れもないフランチャイズ地獄です。地獄、実は身近です。見つけたら行ってみるといいと思います。そんなによくないと思います。