泣いちゃった。4月22日、秋田空港で泣いちゃった。
OKタイミングでシャッターが切れない。最近使っているスモホ、OPPO Reno5 Aのカメラでは、たまにこういうことがあります。HDRで撮るモードがデフォルトらしく、動きものを撮る時には切る必要がありますが、大抵忘れています。
HDRは手前で何をしなくとも勝手に見やすい画にしてくれることもあって時折重宝するのですが、どうにも牙を剥く頻度のほうが高い。本にするとか、記事にするとか、そういう時にモンヤリした写真を使うしかない、というのを防ごうとすると、どうしてもスモホと別にカメラを持ち出す必要があります。
しかし、いま日本で最も売れているデジカメはiPhoneですし(本当?)、いつまでも敵対していても仕方がありません。ここいらでスモホのカメラとは和解しておきたいところです。動きものを無理にスモホで撮ろうとするからよくない。ズームを無理に使おうとするのもよくない。人には人の乳酸菌。カメラにはカメラの乳酸菌。違う。
5月10日。日没直後の鰺ヶ沢に来ました。
しまった。和解する予定だったのに、スモホにとって最も分が悪い時間帯です。暗くなればなるほど、やっぱり別にカメラを持ってきたほうが良かったなあ、と思います。
でも、何年か前に比べればずいぶん良くなりました。撮りたい部分(住所)に合焦してくれています。
問題は、最近のスモホのカメラに期待し過ぎていることかもしれません。越えられない壁もあります。ある程度のガビガビやジャギジャギには目を瞑るか、それを個性として受け容れることが肝要です。
いいかも。いいんだけど、一眼持ってくればよかったなあ、とも思います。
この雑念を追い払うために、何をすればよいでしょうか。
(1) スモホ以外のカメラを捨てる
(2) 雑念を生み出す脳みそを捨てる
(3) 何で撮ったか分からないくらい加工する
(4) はんぺん
正解は……
わかりません。でも、(4)は結構よさそうです。はんぺんおいしいし。早速、はんぺんを食べようと思いましたが、冷蔵庫にありませんでした。仕方がないので、ひとつ上の(3)を試してみます。
お!?
結構いいです。謎の安心感があります。こういうテイストの画像だけ載ってる本とかあったら買っちゃうかも、くらいの気持ち。
なんだこれ。歪んだレンズに青海波の傷がついたグラサンをかけた時の視界を再現したいときにおすすめです。青海波ってめちゃくちゃWi-Fi飛んでるみたいでいいですよね。Wi-Fi天国。
青海波とWi-Fiの話は置いといて、なんだか画面がずっと青いなあ、となっています。なぜ日没後の空が青でなければならないのか?なぜ人は夜の写真を青くしてしまうのか?なぜ彩度を高くしてしまうのか?
アッだめだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!和解失敗!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(終)