危機的幸福


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ぱに旅館からおはようございます。

お布団から出られません。さすが寝床ランキング上位……。このままではまた眠りに落ちてしまうというのに、身体がまったく危機感を覚えていないのです。

 

掛け布団はめちゃくちゃに強い幸福感が成り立たせている寝具だと思います。掛け布団は危機感を覆い隠し、あたかも当人の身になにも悪いことが起きないかのように錯覚させる悪い奴であるとも言えます。

しかし、掛け布団を被った人間がそんなことを考える機会など皆無に等しいのではないでしょうか。先程も述べた通り、掛け布団は危機感を上回るほどの強い幸福感がなければ掛け布団として存在することができないからです。

掛け布団を疑える時、既に掛け布団は掛け布団ではありません。つまり今私は掛け布団の下にいないことになります。それではこの画像に写りこんでいるものは何なのか。恐らくこれは掛け布団が物理的に存在するための殻です。

被る殻と被っている人間の思考停止が合わさる時においてのみ、掛け布団は確実に掛け布団なのです。